クロスステッチ図案の読み方
クロスステッチの図案は、布の地図のようなものです。1マスが1目、1つの記号が1色の糸を表し、対応表を見ればどの糸かがわかります。この3つを押さえれば、どんな図案も読めるようになります。
マス目:1マスが1目
図案の1マスは、アイーダ布の穴で囲まれた1マスに対応します。空白のマスは刺さずに残します。10マスごとに太い線が引かれているので、どこまで数えたかを見失わずにすばやく数えられます。
記号と色
各マスには記号か色、またはその両方が入っています。頼りにするのは記号です。画面や紙の色は実際の糸と完全には一致せず、似た色はすぐに見分けにくくなります。色と記号の両方が入った図案なら、大きな面がわかりやすく、どのマスも迷わずに読めます。
糸の対応表(キー)
対応表には、記号ごとに糸のメーカーと色番号が書かれています。たとえば黒ならDMC 310です。良い対応表には、色ごとの目数や必要な束数も載っています。買い物の前に確認し、糸をカードやボビンに分けるときに記号も書き添えておきましょう。番号はDMC色見本で調べられます。
中心を見つけて、そこから刺す
多くの図案では、縁の小さな矢印で中心が示されています。布を縦横に二つ折りして中心を見つけ、そこから刺し始めましょう。中心から始めると図案が真ん中に収まり、額装用の余白も均等になります。
数えながら図案をたどる
小さな範囲ごとに1色ずつ刺し、すでに刺した目からマスを数えます。印刷した図案の刺し終えたマスに蛍光ペンで印をつけると、どこまで進んだか迷いません。
- 2回数えて1回刺す。1つ数え間違えると、その先がすべてずれてしまいます。
- 10マスごとの太線を、新しい場所に移るときの目印にしましょう。
- 横の列は2往復で刺す:まずハーフステッチ(/ / /)をすべて刺し、戻りながら交差させます(\ \ \)。
部分的なステッチとバックステッチ
1マスが斜めに2色に分かれているのは、ハーフステッチや3/4ステッチです。マス目の上に引かれた直線はバックステッチで、クロスステッチのあとに刺して輪郭や細部をくっきりさせます。バックステッチ用の糸は対応表に別に載っています。
複数ページの図案
大きな図案は数ページに分かれています。各ページには図案のどの部分かが示され、縁の行番号と列番号を使ってページをつなぎ合わせられます。
自分だけの図案がほしいときは、無料のクロスステッチ図案メーカーで写真を図案に。記号、糸の対応表、10目ごとの太線入りの図案ができます。
よくある質問
クロスステッチ図案の空白のマスは何を意味しますか?
そこは刺さずに残し、布地が見える部分です。背景はあえて空白にすることがよくあります。
刺しゅう糸は何本取りで刺せばいいですか?
14カウント(約5.5目/cm)のアイーダなら、クロスステッチは2本取り、バックステッチは1本取りが基本です。11カウントは3本取り、18カウントは1〜2本取りです。
図案の色が手元の糸と違って見えるのはなぜですか?
画面やプリンターでは糸の色を正確に再現できないからです。色の見た目ではなく、必ず対応表の糸番号で選びましょう。