初心者のためのクロスステッチ

クロスステッチは、もっとも覚えやすい刺しゅうのひとつです。どの目も同じ小さな×で、布にはもともと穴のマス目があります。そろえる道具、刺し方、そして最後まで仕上げられる最初の作品の選び方を紹介します。

そろえる道具

布と糸の準備

布を縦横に二つ折りして中心を見つけます。糸は45cmほどに切ります。長すぎるとからまり、すり切れやすくなります。必要な本数を1本ずつ引き出してから、そろえ直します。14カウントでは2本取りが標準です。

クロスステッチを1目刺す

マスの左下の穴から針を出し、右上の穴に入れます。これがハーフステッチ(/)です。次に右下から出して左上に入れると×が完成します。

玉結びをせずに始めて終える

玉結びは額に入れたときにでこぼこの原因になります。刺し始めは裏に2〜3cmの糸端を残して押さえ、最初の数目で包むように刺します。2本取りなら「ループメソッド」も便利です。長い糸1本を二つ折りにして両端を針に通し、最初のハーフステッチを刺したら、裏側でできた輪に針をくぐらせます。刺し終わりは、裏の4〜5目に針をくぐらせてから糸を切ります。

最初の作品を選ぶ

幅60目以下、10色未満で、部分的なステッチが少ない図案を選びましょう。イニシャル、小さな動物、シンプルな花などが最適です。自分の絵や写真から作ることもできます。小さめで色数を少なくすれば、週末で仕上がります。

アイーダ布計算ツールで、仕上がりサイズと必要な布の大きさがわかります。

初心者によくある失敗

お気に入りの写真やイラストを、無料の図案メーカーで初心者向けの図案にしてみましょう。サイズは小さめ、色数は少なめがおすすめです。そのあとはクロスステッチ図案の読み方もどうぞ。

よくある質問

クロスステッチは難しいですか?

いいえ。基本のステッチは1種類だけで、布の穴がどこに刺せばいいかを教えてくれます。たいていの人は最初の1時間できれいな目を刺せるようになります。

初心者にはどのアイーダがおすすめですか?

14カウント(約5.5目/cm)です。穴が見やすく、2本取りで布をしっかり覆えます。11カウントはさらに目が大きく、子どもや目が疲れやすい人に向いています。

最初の作品にはどのくらい時間がかかりますか?

50×50目の図案なら最大2,500目です。初心者のゆったりしたペースで、およそ10〜15時間が目安です。